Tokyo Railways 3 操作説明
6.列車の移動
TR3で資金を得る方法は基本的には一つだけです。それは仕事駒を出発地で列車に積んで、それを目的地まで線路を通って運び、目的地で降ろすことです。
ですので、積み込んだ仕事駒の目的地に向かて列車を走らせつつ、積載量に空きがあったらさらに仕事駒を出発地で列車に積み込んで、目的地に運んで資金を稼いでください。
6-1.積載している仕事駒の確認
まず、列車のあるマスにカーソルを合わせると、積載している仕事駒の目的地が、赤い矢印で表示されます(図6-1)。
図6-1:積載している仕事駒の矢印
また、マップ上に配置された仕事駒の出発点のマスにカーソルを合わせると、仕事駒の情報が上部に表示され、緑の矢印で目的地が指し示されます(図6-2)。
図6-2:マップ上の仕事駒の矢印表示
これを参考に仕事駒の積込や輸送を計画して、線路の上に列車を移動させてください。
6-2.移動の実行
線路上のマスをタップしてそこのカーソルを移動させると、そまでの移動ルートが表示されます。ここで「列車移動」をタップすると列車がカーソルのある場所に向かってへ移動します(図6-3)。あんまり遠すぎると、ルートが表示されないこともあるので、その時には移動ルートを短く刻んで選択してください。
図6-3:列車移動
仕事駒を積み下ろすマスに着いたら、以前に説明したように、右上の「積み下ろし」ボタンをタップして、「荷物の積み下ろし」画面にて仕事駒を積み下ろし、更に列車の移動力の範囲内で、列車を移動させてください。
6-3.他人の線路の移動
列車は自分の線路以外にも他人の線路を走ることができます。また、ターミナル(大都市)内は誰でも使える線路が引いてあるとみなされ、ここを走ることもできます。
しかし、他人の線路を利用すると、1ターンにつき10の使用料を利用した線路のオーナーに払うことになるので注意してください。一回のターンに複数のブレイヤーの線路を使用すると、利用料をそれぞれのプレイヤーに払わなくてはならなくなるので、更に注意。
他人の線路を使用する場合には以下の点を注意してルートを選んでください。
・使用する線路を保有するプレイヤーの数をなるべく少なくすること。
・他人の線路を使用するターン数をなるべく少なくする。一回で通り抜けることができる距離なら、前のターンのうちに乗り換えポイントで止まっておいて、次のターンに一気に通り抜けた方が支払う金額が安くなります(図6-4)。
図6-4:他人の線路を利用
6-4.移動のキャンセル
列車の移動をやり直したい時には、線路建設と同様に左上の「cancel」ボタンをタップして、ターンの最初から列車の移動をやり直してください。
6-5.移動確定
列車の移動が完了したら、左下の「移動確定」ボタンをタップして、列車の移動を確定させます(図6-5)。
図6-5:移動確定
列車移動を確定させると、仕事駒がマップ上に補充されて、再び線路建設となります。こうして、列車移動と線路建設を繰り返しながら、仕事駒を運んで報酬を得て、資金を貯めつつ路線網を拡充してゲームを進行させていきます。
6-6.列車の移動力と積載量
列車には移動力と積載量の2つのパラメータがあります(図6-6)。
図6-6:列車のパラメータと各種情報
移動力
列車の移動力は1回のターンで列車が移動できる距離を意味していて、移動フェイズ中にこの移動力を消費して移動していきます。画面に表示された残移動力を確認して移動させてください。
消費する移動力は地形の影響は受けません。山地でも平地でも消費する移動力は同じになります。
隣のマスに移動する際に消費する移動力は、縦横と斜めで異なります。
縦横は2移動力、斜めは3移動力となっています(図6-7)。
図6-7:縦横と斜めの消費移動力
積載する仕事駒
前述のとおり、列車には積載量が設定されており、その数まで仕事駒を列車に積み込むことができます。
仕事駒には出発地と目的地が設定されており、一度列車に積み込んでしまうと、出発地に戻るか目的地で報酬を得るまで列車から降ろすことができません。ですので、積み込む仕事駒を選ぶ際には慎重に選んでください。
すでに仕事駒を列車に一つ以上積み込んでいて、さらに別の仕事駒を積み込むときには、なるべく方向が共通の仕事駒を選ぶことをお勧めします。とくに目的地が同じ駒をそろえて運ぶと、目的地で一気に報酬と交換できるので大変有利です(図6-8)。
図6-8:仕事駒の目的地方向を揃える
また、ゲーム中に急に有利な場所に仕事駒が出てくるケースもありますので、列車をアップグレードして積載量に余裕が出てきたら、無理に仕事駒を積載量いっぱいまで積まずに、有利な仕事駒が登場するまで余らせておくことをお勧めします。