Tokyo Railways 3 操作説明

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5.線路建設

 列車は線路の上を走るものなんで、事前に走るべき線路を建設しておく必要があります。
 線路建設は、大都市か、自分の線路がつながっているマスから開始できます。

 まずは列車を配置したマスまで近くの大都市から線路を建設しましょう。
 もし近くに別の仕事駒があって、それを積み込みたいなら、その駒の出発点のマスまで線路を建設しましょう。
 次に仕事駒を運ぶために目的地を目指して線路を建設しましょう。

 線路建設の手順は以下のとおりです。
  ①建設を開始する場所を選んで、「建設開始」ボタンををタップする。
  ②建設したい区間の末端の場所を選んで、「建設実行」ボタンをタッブする。
  ③①と②を繰り返して、建設費50以内で好きなだけ線路を建設する。建設したい線路を全て建設し終えたら、「建設確定」ボタンをタッブして、建設を終了する。

5-1.建設開始

 線路の建設を開始できるのは大都市(マスの地の色が赤の都市)のマスか、自分の線路が引いてある都市に限られます。
 カーソルを建設開始が可能なマスに合わせれば、「建設開始」のボタンが右上に現れます(図5-1)。建設開始したい場所にカーソルを合わせて、「建設開始」ボタンをタップしてください。
 建設を開始すると、開始したマスがオレンジに変わります。

建設開始
図5-1:建設開始


5-2.建設実行

 線路の建設したい区間の終点を選んで、そこにカーソルを移動してください。すると、コンピューターがルートを選び、建設費をルート上のマスに表示します。
 このルートを建設するには、右上の二段目に現れた「建設実行」ボタンをタップしてください(図5-2)。建設中の線路がやや透明な色で表示されます。
 ルートが気に入らない場合にはもっと短い区間を選び直してください。

建設実行
図5-2:建設実行


5-3.建設確定

 線路の建設は一回の手番で最大50まで行えます。建設したい線路を引き終わったら、左下の「建設確定」ボタンをタップしてください(図5-3)。建設開始中で、画面にルートが表示されている状態だと、「建設確定」ボタンが表示されないので注意してください。
「建設確定」ボタンをすると、プレイヤーの手番が終了し、次のプレイヤーの手番に移ります。

建設確定
図5-3:建設確定


5-4.キャンセル

 列車移動や線路建設を間違えてしまった場合には、まだ確定前ならばキャンセルすることができます。確定していない移動や建設があるときには、画面の左上に「cancel」ボタンが現れますので、これをタップしてください(図5-4)。
キャンセルを行うと、未確定の移動や建設が全て取り消されます。もう一度やり直してください。

キャンセル
図5-4:キャンセル

5-5.線路の建設費

 さて、建設する際にはどんなコースを選んだ方がいいのか。それを考えるにはまずは線路の建設費について知る必要があります。
 線路の建設費について説明しましょう。

 1回の手番で建設できる線路の建設費用は50までとなっています。
 線路は縦方向・横方向・斜め方向に隣接したマスとマスの間を1区間として建設できます。
 基本的な建設費は縦方向・横方向の線路は1区間につき2、斜め方向は3となります。
 線路の1区間の2つのマスが平地でない場合、それぞれの地形によって、建設費が加算されます。
 主な地形と加算費用は以下の通りです(表5-1)。

地形表
表5-1:地形表

 「沿岸」のように、マスとマスの間を横切る地形は、これと交差するときに、その地形に応じた建設費が加算されます。

 線路の建設を式にするとこうなります。
 線路1区間の建設費
  =基本建設費(縦横=2、斜め=3)
  +建設元の地形建設費
  +建設先の地形建設費
  +交差した地形建設費

 たとえば、平地から下に隣接する目的地に小川を越えて線路を引く場合は以下の建設費になります。
 基本建設費(2)+平地の建設費(0)+目的地の建設費(1)+小川の建設費(1)=4 (図5-5)

線路建設費の例
図5-5:線路建設費の例


 平地から斜め隣の海洋のマスに建設し、さらにその海洋のマスから別の斜め隣の海洋のマスに建設する場合は以下の建設費となります。
 平地から海洋→基本建設費(3:斜め)+平地(0)+海洋(5)=8
 海洋から海洋→基本建設費(3:斜め)+海洋(5)+海洋(5)=13
 8+13で合計21(図5-6)

線路建設費の例
図5-6:線路建設費の例


 このように平地から海洋のマスに建設するときよりも、海洋から海洋のマスに入る時の方が建設費が高くなるので注意してください。

 他人の線路も利用料(1ターンにつき10)を払えば使えますので、建設費が回収できないような利用頻度が低くて、建設費が高い路線は他人の線路を使うという選択肢もあります。

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